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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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名刺管理

2008.07.15

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 名刺の管理に困っている。日々増え続ける名刺。
ぼくの使っている名刺フォルダは、長方形の箱形のもので、アイウエオ順に区切りがあり、それぞれの欄に名刺を裸で差し込んでいくもの。リフィルのようなものに挿入するのではなくカードファイル式とでもいうのだろうか、名刺を垂直に並べ整理するというものだ。
例えば株式会社ライノの蔡であれば、ラ行のスペースの先頭に名刺を入れるという習慣だ。原則そのスペースにある名刺の前側に集まっているのは直近に会った人ということになる。
後日用がある人は、名刺をラ行から探し、使い終わったら先頭に戻す。すると後半に残るのは用のない人たちだけ。1~2年経てば、用のない名刺は後ろに集まる。
その後ろの人の名刺は申し訳ないが、捨てる。残念ながら捨てる。後ろ髪引かれる思いだが、捨てるしかないのだ。
まあ、これは色んな整理術書を読んで自分なりに編み出した方法で、かれこれ15年以上このスタイルだ。
しかしこれは最近のオフィスの電子化に伴いすこしばかりオールドファッションな手法に成り下がってきた。
つまり最近では名刺の情報、特にメールアドレスをPCにインポートしなくてはならないのである。以前は連絡は電話しかなかったが、最近は電話の出番はめっきり減り、ほとんどがメールになっている。なのでメールアドレスの登録は必須だ。
名刺交換、アドレスなどをPCに登録、名刺ファイルに整理。これが最近の整理の流れになる。
しかし日々忙しいので、それら名刺の電子登録が思うようにいかない。つーかできない。なので登録できない名刺がどんどん机に貯まっていく。現時点でその名刺の厚みは7cmくらいはある。もう天文学的な数だ。
秘書でも雇えばそんな煩わしさからは開放されるのは分かっているが、名刺整理のためだけに人を雇うわけにもいかない。
そこで名刺管理ソフトをいま買おうと画策している。残念なことにMac OS対応の製品はほとんどない。しかしboot campがあるので、これは問題ない。
で各社からいくつかの製品が出ているのだが、これらの善し悪しがまったく分からないのである。あまりニーズがないのかどうか不明だが、価格COMのレビュー欄にも何も書かれておらず、ネットで検索するも古い情報ばかりで新製品を比較した記事が見あたらないのだ。
スキャナーで読み込んでOCRで認識というのだが、認識率とか耐久性(なんせ名刺は死ぬほどある)についてのインプレッション記事はないものか。
近く、iPhoneを購入するにあたりこれら住所録に関して一元管理したいというのが、そもそもの発想である。
道具にずぼらな人を動かす力があるなんて。
いずれにせよ、今週末あたりには何か買ってると思う。

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