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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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観劇

2009.01.16

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 あまりに寒いので今朝は朝からお風呂にお湯を張って体を温めてきた。で、いま湯冷めのような状態で逆に体が寒い。特に手先が冷たい。風邪も収束方向へ向かっているのにこれはちょっと逆効果だったか。おれはアホかも知れない。

一昨日の朝日新聞夕刊に演劇「焼肉ドラゴン」が朝日舞台芸術賞を受賞したとあった。記事を読んでいくうちどうしてもそれが見たくなって調べたのだが、もう公演は終わっていて見られないのですね。映画なんかだとロードショーが終わっても二番館があったり、DVDなどもあるので追試ができるが、舞台は生ものだから不可能なのだな。うむむ、残念。特に舞台ものが好きというわけではないが、ちょっと引っかかるものがある作品であった。
舞台といえば、遅ればせながら先日ブルーマン グループを観劇した。2年目に入ったロングランである。
実はいまから15年ほど前ニューヨークでも観た。仕事でニューヨークに行ったとき、向こうの友人がものすごく面白い公演があるので観てこいといわれチケットまで手配してもらったのだ。いまも公演しているラファイエットストリートの劇場へひとりで行った。
ブロードウェイとかミュージカルとかパフォーマンスとかもうまったく興味が無かったが、この公演は本当に面白いと思った。日本に帰ってからもニューヨークに行く人がいれば勧めていたくらい。
先日、友人と食事していてたまたまブルーマンの話題になり、さらに仕事している先でちらりとブルーマン関係に係わったということもあって、じゃあまた観てみるかという気になったというわけ。
基本的な構成は昔とそのままなのだが、やはり内容は相当に進化していた。というかネタに時代性がある。まあ当然といえば当然か。当時は携帯やネットなんてまだ常用されていない時代。長く続けるということはこういうことなんだなと思った。レストランのメニューでもクリエイティブな仕事でもみんなそういうことだ。ベースは同じだが、常に時代に合わせてアダプトしていかなくてはならない。
そんなことより、公演でもっとも気になったのが、ポンチョシートのポンチョである。ぼくらもポンチョシートでそれを被っていたのだが、このポンチョがマラソン大会にとても良さそうなのだ。透明ビニールのフード付きのポンチョ。ちゃんと体の曲線に合わせてカッティング、及び接着してある。寒さや雨よけにマラソン大会のスタート前にゴミ袋を被っている人を多く見かけるが、洗練度ではこのポンチョが数段上。スポーツショップなんかで300円位で売れば大会前に結構売れると思うのだが。
まあエコの観点から見るとまったく逆方向へ向いているが。
話が変な方向へ行ってしまったが、本日はこの辺で。他の有料原稿をこれなら書かなくてはならないもんで。
では良い週末を。

Comment: 1

基本がしっかりしてたら常に手を加えていくことでよりよくなったり新しい価値を加えることができたりして長く生き延びていける訳ですね。ここ数年も定番みたいなメーカーのものがモディファイドされて人気が出てきたりしてるのも同じですよね。

風邪には脱水が大敵っすから暖めるのは良いけれど水分補給しっかりしなきゃだめですよ。週末休んで元気になってくださいね。

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