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トイレの歌
2011.01.06
暮れからこっちずっとあのトイレの歌が耳に残っている。大晦日、たまたまつけた紅白でちょうどのタイミング。長い曲を通して聴かせてもらった。噂は聞いてたが実は初めて。その後、テレビを消したので紅白で見れたのはこの一曲のみ。どうにも運命的な出会いと言ってもいいかも知れない。そんな運命要らないんだが。
こういう曲は数年に一度の周期で流行るような気がする。叙述系歌唱というジャンル? あるいはフォーク叙述系とでもいうのかな。元祖はさだまさしか。
優しい歌声とステレオタイプな内容の歌詞、シンプルなメロディが自然と耳に入る。聞いているうち、何かが胸に迫る。何そしてか自分の中に良い人の部分を発見する。
You Tubeのコメント欄を読むととても面白い。ものすごく好意的なコメントの嵐である。絶賛の声多数。ぼくの周りでは鼻白むとか割とネガティブな声も聞こえてくるのだが。
ぼくはもちろんイエスである。こういうのを正面から「いいね」といえるくらいの年齢になった。若い頃はとにかく反抗的だったので素直にこういう文科省が推薦するようなものは苦手だった。一体何に反抗してたんだかよくわからないのだが。。
いつだったか坂本龍一さんが、ユーミンのことをツイッターか何かで、日本人の中でユーミン嫌いな人いないでしょ。自分もそうだ的なことをつぶやいていたような記憶がある。ちょっと違うかも知れないけど、意訳すればそんな感じだったような。
ああした大物の発言で胸のつかえが取れた隠れユーミンファンの元パンクロッカーとかいるんではないか、なんて考えたものだ。
トイレの歌を聞いた永ちゃんあたりが、いいよねあれ、くらいの発言をしてくれると各方面に影響を与えると思うのだが、たぶんそれはないだろうね。
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