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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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スーパークールビズ

2011.06.02

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 昨日から始まったという官庁のスーパークールビズ。鳴り物入りとは言わないまでも気合の入った初日なのに東京は6月にしては寒かった。見事に肩透かしを食らった格好。今日もさらに肌寒い。頑張ったおじさんたちは鳥肌ものだ。

 ご時勢だけに目論見はおおいに結構なことなのだが、そのドレスコードに若干違和感を感じた。ノーネクタイは当然として、ポロシャツ、スニーカーは分かるのだが、どうしてそこにアロハがOKなんだろう。ここはハワイじゃない。朝テレビ点けたら赤のアロハで仕事しているおじさんが映っていた。役人オフィスに赤いアロハ。誰が作ったドレスコードなのか知らないが、いまは平成である。クレイジーキャッツのコントかと思ったよ。

 こういうところのセンスがイマイチなんだよね、日本って。カジュアルベタというか。昭和のお父さんたちが休日にゴルフウェアしか着られなかったというメンタリティに通じるものがあると思う。もっと普通にポロシャツや開襟シャツでいいじゃない。なんならショートパンツもOKにしてさ、足元もアドベンチャーサンダル的なものまで良しとする。さっき出たゴルフでいうと、マスターズを観戦しているパトロンのようなスタイルでいいってこと。アメリカは変な国だけどそういうところはマネしてもいいんじゃないかと思う。

 その点、ファッション業界は以前から夏はずっとハイパークールビズ。我がオフィスも半パンサンダルは当たり前。ファッションメーカーやセレクトショップなどにいたっては、女性が薄いキャミソール一枚で仕事していたりして目のやり場に困る。

 去年までハイパークールビズだった皆さんは今年どうするんだろう。水着みたくなっちゃうのかな。

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