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嘆きの職人
2011.06.16
なんだか今週はブログさぼってばかりですみません。ずっと外出続きだったもので。
昨日はどこへ行ったかというと、まあいろいろだったのですが、まず浅草へ。職人さん的な社長に取材。職人の空洞化の現実と、若手が育たない構造的な問題に頭を悩まされていた。これはどこの世界も同じこと。転職の流動化が進んだのも大きな原因。働く者は自由を得たが、結果働き手が減り、産業が振興しなくなり、経済の規模が小さくなるというスパイラル。
それとギャラ。昔の職人はサラリーマンの何倍もの収入を得ていた。だからせがれにも職を継がそうと仕事を仕込んだ。しかしいまや逆転。楽でキレイで高収入な高学歴サラリーマンの方が、いい。職人が減るわけである。
これも時代と言っちゃあ、それまで。でもそういう職人さんたちを保護するような政策を国はもう少し考えてもいいんではないかなと思った。難しいけれど。
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