コーンスープ - 代官山通信（蔡 俊行）

　昨日イタリアから友人が一時帰国ということで、夕食を共にした。おみやげということで美味しいビオワインを持ってきてくれたので、早速それをお店で開けてもらい飲んだ。

　わりとマメを自認する自分としてはこういうものはラベルをきちんと携帯カメラで撮っているはずなのだが、場が楽しかったからかすっかり失念し、銘柄名さえ分からない始末。でも奇跡のリンゴの話のように草ぼうぼうのぶどう畑で、踏んだ雑草がぶどうの栄養になる的な話を聞いたので調べてみようと思う。なんでもイタリア本国では流通しておらず、日本とアメリカだけに輸出しているそうだ。ワイン自体はとてもビオとは思えないほどしっかりしていて、独特な還元臭のようなものもなくとても美味しかった。

　それよりも気に入ったのが、その店で飲んだ冷製のコーンスープ。これはなかなかのものでちょっと感動。すこしお酒が入っていたので、その影響でより美味しく感じたのかもしれないし、季節の物なので体が欲していたのかもしれない。いずれにせよまた飲みに行きたい。