Enchantment of Dr.Martens. Dr.マーチンに惹かれる理由。
2013.08.02

すでに大きなシェアを獲得し、市民権を得た〈Dr.マーチン〉。何が人々の心をそこまで惹き付けるのか? かねてより〈Dr.マーチン〉を愛用し続ける方々にインタビューを敢行し、その魅力を語って頂きました。実際に愛用する彼らの話だからこそ、説得力を感じること必至。ぜひ〈Dr.マーチン〉の存在感をご堪能ください。
Photo_Rintaro Ishige(VOL.01,04) , Yasuyuki Takaki(VOL.02,03)
Edit_Ryutaro Yanaka
-初めて購入したときのことを訊かせていただけますか?
黒澤 充 (以下黒澤/敬称略): 高校生のときにワンストラップのシューズを買って、いまでも実家に置いてありますね。まだ田舎の高校生で、全然お洒落じゃなかったけど、憧れて買いましたね。
-ちなみに、当時は何に憧れていたんですか?
黒澤: イギリスです(笑)。今では考えられないですが、バリバリのオアシス(oasis)好きでした。
-その当時は、どんな格好だったんですか?
黒澤: MA-1を着るようなパンクやスキンズではなく、ブリティッシュ・ロックな感じ? 何せ、お洒落ではなかったんです。恥ずかしい話ですが「チェック」という言葉すら知りませんでしたから。
-今からは考えられませんね。
黒澤: 今考えると、オアシスもDr.マーチンを履いていたのかも不明なんですよ。当時、もうオアシス=イギリスで、イギリスの靴ってことでDr.マーチンを買ったんです。
-ははは。では、なぜブーツでなく、ワンストラップのシューズだったのですか?
黒澤: 「 8ホールとかは履きにくそう」と思ったからですかね(笑)。しかも「オレ、パンクじゃないし」。スケボー乗ってたから出来ればローカットが良くて。
-はははは。なるほど。
黒澤: あと、ラフ・シモンズとのコラボレーションモデルも青山にあった直営店で買ってました。ブラウンの3ホールシューズです。
-あのモデルは名作でしたね。
黒澤: 今だと、この黒の3ホールが気分ですね、どんな格好にも合いますし。チノパンを穿くことが多いんですが、オーソドックなシューズ感覚で取り入れられます。ウィングチップやブーツになってしまうと、どうしてもキャラが強くなってしまうので。
-着こなし方としては?
黒澤: チノパンにDr.マーチンという組み合わせが好きですね。アメリカ的なアイテムに、あえてアメリカの靴は合わせず、Dr.マーチンを持って来る。そんなハズしがお洒落なんじゃないですか。
-ありがとうございました。
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