Enchantment of Dr.Martens. Dr.マーチンに惹かれる理由。
2013.08.02

すでに大きなシェアを獲得し、市民権を得た〈Dr.マーチン〉。何が人々の心をそこまで惹き付けるのか? かねてより〈Dr.マーチン〉を愛用し続ける方々にインタビューを敢行し、その魅力を語って頂きました。実際に愛用する彼らの話だからこそ、説得力を感じること必至。ぜひ〈Dr.マーチン〉の存在感をご堪能ください。
Photo_Rintaro Ishige
Edit_Ryutaro Yanaka
-正直、あまり尾花さんに〈Dr.マーチン〉というイメージはなかったのですが...。
尾花大輔(以下尾花/敬称略): 15~16年前くらいに、アメリカの古着屋さんとか、自分の周りの人達がスニーカーのように履いてる姿が衝撃的で、「ゴーゲッター(go-getter)」時代に8ホールではなく、ウィングチップの短靴をセレクトして売ってました。そこで〈Dr.マーチン〉を敢えてイギリスっぽい格好ではなく、アメカジっぽく履くのが新鮮なんじゃないかなって思って。
-というと、パンクスやスキンズなどカルチャー的な側面からの影響ではないんですね。
尾花: はい。カルチャーから、というよりはスニーカーっぽく履いたら格好良いんじゃないかなっていうスタイルからでした。実際履いてみると、履きやすくて楽ですし。当時は白ステッチを中心に探しました。黄色いステッチは、〈Dr.マーチン〉色が強かったので。
-その辺は、カルチャーではない側面から入ったが故のセレクトですね。
尾花: あと、〈Dr.マーチン〉が面白いのはウィングチップが、外羽根のロングウィングチップでアメリカっぽいところかな。イギリスの靴って言うと内羽根の印象が強いんですが。そこにも心惹かれるかな。
-スニーカー感覚で、アメリカ的に。
尾花: こっちのプレーントゥを選んだときは、なんとなくプレーントゥを履きたいなと思ったときに普通のプレーントゥだと、つまらないなって思って、〈Dr.マーチン〉のステッチ無しを選びました。
-選ぶ基準はありますか?
尾花: 当時は、敢えて履いてみようなんて思ってましたね。でも、あんまり考えないで履けるっていうのが〈Dr.マーチン〉の良さだと思うし、どんなスタイルに合うのが良いかなって。高級革靴になってしまうと、気を使わずに履けないから。
-尾花さんにとって、"スニーカー感覚で履ける靴"っていうのが重要だったりしますか?
尾花: あとは、失礼かもしれないけど、雨の日に履けるっていうのもありがたい。イギリスも雨の多い国だから、こういうソールにしたのか、と思ったり。雨の日の靴って悩むけど、〈Dr.マーチン〉なら安心して履けるのも嬉しいです。
-ちなみに、次に欲しいモデルなんてありますか?
尾花: 10数年前にインラインの中から買い付けさせて貰ったオールグレースウェードのモデルがあったんですが、それが格好良かったから欲しいかな。
-格好良さそうですね。ちょっと掛け合ってみましょうか?
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