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高橋ラムダのデリバリースタイリング フォー フイナム。 Vol.3 Sand Suede Shoes編 前編
DELIVERY STYLING For HOUYHNHNM

高橋ラムダのデリバリースタイリング フォー フイナム。 Vol.3 Sand Suede Shoes編 前編

いくつになっても服好きたちがひとたび顔を合わせれば、名品やスタイル談義が尽きないもの。外出自粛だ非常事態だと、なかなか実生活ではそんな機会も減ってしまった中、今回のフイナム版デリスタでは、ラムダさんと旧知の仲のお二人が足を運んでくれました。〈ノンネイティブ〉デザイナーの藤井隆行さんと、〈ビームス〉のコミュニケーションディレクターであり、新会社のビーアットで代表を務める土井地 博さん。今ではそれぞれが明確な立場や実績を築いてきた彼らも、元は同時代にショップの店頭に立っていた同窓生。そんな気の置けない彼らの何度目かの大放談、テーマは「サンドスエードのシューズ」という超偏ったもの。3者の個性によってまったく異なる愛用品。今回は有識者たちの素の表情と、大人になってもいまだ冷めない情熱とともに、偏愛アイテム事情をデリバリー!

  • Styling_Lambda Takahashi
  • Photo_Shota Kikuchi
  • Movie_Yu Okamoto
  • Text & Interview_Rui Konno
  • Edit_Yosuke Ishii

Fujii’s Collection 「画期的だったよね。ビッグメゾンがこんなスニーカーを出すなんて」(藤井)

土井地:これ、 全体の1/500ぐらいでしょ?

藤井:1/800だね。

土井地:じゃあ全部やるには24時間ぐらいかかるね。

ラムダ:そうだね、長いね(笑)。 まずは〈パドモア〉から行く? 懐かしの。

Padmore & Barnes × Supreme PLAIN TOE SHOE

藤井:そうだね。〈パドモアアンドバーンズ〉。最近復刻されたりしてるけど、元々〈クラークス〉のファクトリーで作られてたブランドでアイルランド製。これは〈シュプリーム〉とのコラボで’99年だか2000年ぐらいのモデル。このタイミングで〈シュプリーム〉がこういうことやってたんだよ、っていうね。

ラムダ:〈クラークス〉はみんな知ってるだろうけど、〈パドモア〉はレアだよね。藤井が〈サイラス〉で働いてた頃のかな?

藤井:うん。でも新品は買えなくて、B品をもらったんだよね。

土井地:このトウのバランスもまたいいよね。

ラムダ:カワイイね。ちょっとボテッとしてて。

藤井:ぼくの中でサンドベージュっていうのはこの色なんだよね。ちょっと黄色っぽいと言うか。

土井地:また綺麗に持ってるね。

藤井:だから“履き倒さない”ということですよね。気に入ったからと言って毎日履かない。

ラムダ:へ~! ……違うわ、俺とは(笑)。

土井地:結構履き潰しちゃう?

ラムダ:潰しちゃう。後で見せますけど、くったくたになってる。

土井地:そういうところにも個性出るよね。

藤井:そうだね。で、これも同じ時期ぐらいの。

INFORMATION

高橋ラムダ DELIVERY STYLING

Youtube:高橋ラムダ
Instagram:@tkhslmd

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