「フイナム」が様々なブランドやヒトと
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いくつになっても服好きたちがひとたび顔を合わせれば、名品やスタイル談義が尽きないもの。外出自粛だ非常事態だと、なかなか実生活ではそんな機会も減ってしまった中、今回のフイナム版デリスタでは、ラムダさんと旧知の仲のお二人が足を運んでくれました。〈ノンネイティブ〉デザイナーの藤井隆行さんと、〈ビームス〉のコミュニケーションディレクターであり、新会社のビーアットで代表を務める土井地 博さん。今ではそれぞれが明確な立場や実績を築いてきた彼らも、元は同時代にショップの店頭に立っていた同窓生。そんな気の置けない彼らの何度目かの大放談、テーマは「サンドスエードのシューズ」という超偏ったもの。3者の個性によってまったく異なる愛用品。今回は有識者たちの素の表情と、大人になってもいまだ冷めない情熱とともに、偏愛アイテム事情をデリバリー！
ラムダ：で、この辺からアメリカが始まる感じね。
藤井：うん。〈ラッセルモカシン〉。それこそ10代の時から持ってたり、手放したりしてて。またいいなと思って去年、ヤフオクで買い直したの。
ラムダ：藤井は昔から年中この「ノックアバウト」、履いてるイメージあったよね。
藤井：でも結局あんま履いてないんだよね。履き口が広すぎて。でも昨日、久々に長靴代わりに短パンで履いてみたら結構良かった。
ラムダ：なるほど。ただ俺はこの靴苦手で。なんかソールも薄いしボリュームも曖昧だし。1回も買ったことないんだよなぁ。
藤井：ラムダにはイメージないよね。俺はこういうのにナイロンパンツとか合わせるのが好きかな。で、次は〈ティンバーランド〉。〈ノンネイティブ〉で別注したやつ。
