06 JUNYA WATANABE MAN ジュンヤ ワタナベ マン

〈コム デ ギャルソン・オム プリュス〉と同じ場所を会場に選び、ショーが行われた。
有名アーティストの作品がひとつのコレクションに。
アンディ・ウォーホル、バスキア、キース・ヘリング、ロイ・リキテンスタイン。彼らのポップアートをこれまで何度も目にし、頭に刷り込まれているはずなのに、こうしてランウェーで見ると新鮮さを感じるから不思議です。権利関係が複雑な名だたる巨匠たちの作品をひとつのコレクションのなかでまとめ上げることができたのは、ファッションの世界に足跡を残す〈ジュンヤ ワタナベ マン〉のブランド力といえそうです。得意するワークウェアをユーモアあふれる形で解釈した今シーズンも〈リーバイス®〉〈ニューバランス〉〈ブルックス ブラザーズ〉〈レイニングチャンプ〉といった名だたるブランドがコラボのリストに名を連ねます。なかでも注目したいのは古着屋〈ベルベルジン〉とつくる転写プリントのシリーズ。大好評だった前回のニューバージョンとしてつくられたシングルタイプのライダーズジャケットは見事な出来栄えです。コレクション全体を包み込む気取らない雰囲気は、分かりやすい格好よさを嫌う現代の空気感を非常に上手く捉えているように感じます。
パリ飯 01

美味くて安いイタリア料理!
今回のパリではいろいろな店に行ってご飯を食べたわけですが、どこが一番よかったかと聞かれれば間違いなくビストロ「Casa Cosa」でしょう。ピザやパスタ、ハムの盛り合わせ、どれを食べても美味い!しかも、注文したらファストフード店並みの速さで料理が出てくる(笑)。次回、リピ確定のお店のひとつです。
オフィシャルサイト