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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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月の石

2006.07.28

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オマーンの砂漠で発見された隕石が、月の裏側のものであることが分かったという記事が新聞にあった。月の裏側の石は、アポロ計画などで地球に持ち帰られた石とは成分などが違うという。この石が生成されたのがおよそ45億年前(たぶん!)。ほぼ月の誕生と同じということである。


こんなニュースであるが、科学にうとい自分としては、もう完全に眉唾で聞いてしまうのである。ほんとかよ、と。なんでそんなことが分かるんだ? 


まあ、こちらが納得できる科学的な論理とその裏付けがあると思うのだが、ファーストインプレッションとしてはそうだ。


ネットなどで話題になりがちは陰謀史観は、わりと好きだ。若い頃にそんなくだらない小説なども結構読んだ。事実と経緯と結果とその影響を計りにかけて陰謀史観を見るとその論理の一致に舌を巻くこともある。最近では全米同時テロ、911のペンタゴンに飛行機が突っ込んだんではなく、あれはミサイルだったという話などに驚かされた口だ。


その陰謀史観のひとつに、もう70年代からアメリカでは話題になっている(もしかすると60年代?)アポロ計画がある。月に行ったアポロであるが、あれは全部作り話というやつだ。つまり月の石も何もかも全部ウソ。全世界に配信されたあの映像は、すべてハリウッドのスタジオで撮影されたという。


そんなことをいろんな人から聞いたこともあるし、サイトでも読んだ。しかし個人的に最も衝撃的だったのが、日本人初の宇宙飛行士である、秋山さんが語った記事である。その説得力たるや・・・。


細かくは忘れたが、鮮明に覚えているのがアポロの月面着陸のシーン。引力は地球の何分の一とはいえ、プシュ、プシュー、宇宙船の姿勢を制御し、まるでアニメのようにゆっくりと着地した。地球上でああいう着地が出来る乗り物は2006年の今日にも存在しない。あんな芸当を1960年代に本当に出来たのか?


つい数年前、火星だか土星だかに無人探査船を送り、そこに着地させたと世界中で大ニュースになったが、あの宇宙船なんて全身エアバックみたいなクッションを膨らまし。どーんと落ちていったのである。もちろん何度もバウンドし、まるでボールを地面に叩きつけたような着陸であったそうだ。


この話を聞いて、ひええ、と背筋に悪寒が走った。


そんな経験を踏まえて、冒頭のニュースだ。アポロがウソなら、この隕石もどうかと思う。前提からしてウソとなると一体全体?


それはともかく、あの大阪万博でアメリカ館の行列に並ばなくて本当に良かった。

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