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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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ボストン

2006.11.16

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 ボストンでしばらく生活していた者としては、フェンウェイパークはとても親近感のある球場だ。実際試合も数回見た。何せそのフェンウェイパークから歩いて数分のところで起居していたのだから。
クインシーマーケット、ニューベリーストリート、ボストンコモン。なんだか懐かしい。MITやハーバードも。ケンブリッジに向かいチャールズリバーの手前にあるインドカレー屋はまだあるのだろうか。美味しかったなあ。
最後に訪れからかもう15年以上経っている。時の流れは速い。
その後、ニューヨークに行く機会は異常に多いのだが、なかなかニューイングランド地方に足が向くことがない。
昨日書いたが、グレートギャツビーを新訳で再読中。あれはニューヨーク・ロングアイランドだが、ニューイングランド地方との文化的距離感はとても近い。
若い頃はそんな文化にちらっと憧れたものだ。
ぼくの好きな作家のひとり、ジョン・アービングはニューハンプシャー生まれで狂の付くレッドソックスファン。スティーブン・キングもメイン州出身。当然野球はレッドソックスだ。
チーム名にボストンが付いているが、フランチャイズは全ニューイングランド地方。つまりコネチカット、ニューハンプシャー、ロードアイランド、マサチューセッツ、メイン、バーモントの6州の人々のおらがチームなのである。
宿敵ヤンキースを倒す姿を観戦するため、その6州からバスを連ねて大応援団がいつもやってくる。
歴史ある球場やファン気質から日本で言うと阪神タイガースのようなものか。
縁あってボストンと馴染みがあるのでメジャーはいつもレッドソックスを応援していた。この度の松坂選手の入団で応援もさらに熱が入りそうだ。久しぶりに行ってみるかな、ボストン。

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