「いままでで一番感動した絵柄」

Early 1900’s TURKEY RED CHIKEN BANDANA
阿部:最後はおなじみのバンダナコーナーです(笑)。
今野:この絵柄、すごいですね…。
阿部:いいよね。いままででいちばん感動した絵柄かもしれない。
今野:これ、何年代なんですか?

阿部:正直わからない(笑)。30年代より古いことは間違いないけど、1920年代かもしれないし、1930年代かもしれないし、下手したら1800年代なのかもしれないし。でも年代に関係なく、この絵柄はかなり衝撃的だったね。
今野:ここまでくるとバンダナっていうよりアートですよね。
阿部:だよね。バンダナっていうとドットやペイズリーみたいに同じ模様が規則的に入るイメージだけど、前回出した鳥のバンダナもそうだけど、明らかに手を拭うっていう用途ではないよね。おそらく以前紹介した大統領選と同じように、バナーとして使われていたんじゃないかぁと。鶏といえばイースター(復活祭)だから、もしかしたらイースターの時に飾ったりしていたのかも。
今野:なるほど。

藤原:相変わらずバンダナは買ってるんですか?
阿部:それが全然買ってなくて。
藤原:珍しいですね(笑)。
阿部:いや、常にチェックはしてるんだけど、見たことのない絵柄に全く出会わないんだよね。
今野:いま、バンダナの相場って上がってるんですか?
阿部:柄によるかな。クッキーみたいな誰でも知ってる柄は落ち着いてるけど、インディゴやターキーレッドみたいなアンティーク的なバンダナは数も少ないから高騰してるね。こないだeBayでインディゴのバンダナが出てたけど、結局725ドルくらいで落札されてた。
今野:てことは、もしこのバンダナがeBayにでたら、とんでもない額になりそうですね…。
阿部:多分なると思うよ。

栗原:じゃあ、後でピザ食べる時、このバンダナをテーブルの上に敷きましょう(笑)。
阿部:ランチョンマットじゃないから(笑)。