13 Études エチュード

夕日に照らされ、どこか神秘的ですらあった〈エチュード〉のショー。
夕日に照らされた35体。
いま再び〈エチュード〉への期待が高まりつつあります。その理由は2年前、〈エーグル〉のアーティスティック・ディレクターに〈エチュード〉の創業者、オレリアン・アルべ、ジェレミー・エグリ、ジョゼ・ラマリの3人が就任したこと。ライフスタイルブランドの先駆けとして知られるフランスの老舗をどう変えるのか、彼らの手腕に注目が集まっています。今回の〈エチュード〉のショーは、草木が伸びる一直線の遊歩道が舞台。かつてここは鉄道のルートだったこともあり、当時の線路が敷かれたままでした。ショーの開始は20時半ごろだったのですが、パリの6月は日が長く、この時間がちょうど夕暮れ時で、モデルやランウェーを照らすオレンジの光が見事な演出になっていました。そんななかで見せたのはワークとストリートが入り混じる35体。このなかには〈エーグル〉のアーカイブから着想を得たような作業着風のアイテムも。ホワイトからはじまり、グレー、ブラウンと移り変わる色使いも効果的で、コレクションをより印象的なものにしていました。
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編集長・小牟田がGoPro片手にパリコレ1日目の模様を撮影。こちらを見ると現地での取材風景が分かります。