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BACK TO BAG vol.3時代を思惟する、バッグについての10の事柄。
MONTHLY JOURNAL OCT.2020

BACK TO BAG vol.3
時代を思惟する、バッグについての10の事柄。

手回り品や仕事道具を持ち運ぶバッグは、誰もがひとつは必ず持っている必需品。ただ、機能性やデザイン性、サイズ感など、どこにウエイトを置くのかは、そのひとのライフスタイルや時代性によって変化しています。そこで、今回はバッグにまつわる、いま注目すべきトピックを10項目に絞って取り上げました。一口にバッグと言っても多種多様。バッグというモノを通して、現代、そしてこれからの生活様式が見えてくるかもしれません。

  • Photo_Yuji Sato
  • Styling_Atsuo Izumi
  • Text_Shogo Komatsu
  • Edit_Shuhei Wakiyama

TOPICS 10 街とアウトドアで両用できるバックパックが人気に。

近年勢いのあるキャンプやアウトドアといった分野でも、やはりバッグは必要です。アウトドア用のバッグは、過酷な環境に耐えられるように機能的であることを求めらるゆえ、街で使うには少しオーバースペックになりがち。かといって、普通の出番が少ないアウトドア専用のバッグを持つほどではというひとも多くいます。そこで人気なのが街とアウトドアで両用できるバックパック。最近は仕事着もカジュアルになってきたので、この手のバッグは今後も需要が高くなりそうです。

〈ストーンアイランド〉バックパック[W32.5×H45×D14.5cm]¥49,000+TAX(ストーンアイランド 03-5860-8360)

縦糸と横糸に反射性のある糸を加えた光を屈折させるリップストップ織りの生地を採用したことで、上品な印象を与えるバックパックが完成。フロントに配したロゴは、ポリエステルの縦糸にプリントするシネ技術で施され、ウールとナイロンを混紡した横糸がイレギュラーなロゴをスタイリッシュに描いています。2つのフロントポケットは大きめで、スナップボタンによって簡単にアクセス可能。背面やショルダーストラップにはパッドが入り、体への負担を軽減します。

〈ザブラウンバッファロー〉バックパック[W32×H49.5×D14cm]¥15,800+TAX(キャンバス 03-5639-9669)

上下2つに分かれているサブコンパートメントは、小物の収納にぴったりで整理整頓しやすいデザイン。メインコンパートメントにはラップトップPCスリーブが搭載され、〈ザブラウンバッファロー(THE BROWN BUFFALO)〉らしくアーバンライフに対応しています。光沢感のある生地は、「ストームプルーフ®」と名付けられた撥水性の420デニールナイロン。多少の雨なら、荷物が濡れる心配はありません。

〈エバーグッズ〉バックパック[W24×H55×D24cm]¥27,000+TAX(サンウエスト 03-3544-2751)

〈エバーグッズ(EVERGOODS)〉のバックパックには、トップの開口部分を手軽に開閉できる「クイックドローリッドシステム」が採用され、素早く荷物を取り出すことができます。素材に220デニールHTナイロンを使用したことで、軽量性と耐摩耗性を獲得。肩にフィットするように、ショルダーストラップの生地の長さを変更するなど、背負い心地も計算されています。

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