TOPICS 3 自転車通勤用バッグの需要が増加。
コロナ禍以降、感染リスクを少しでも回避するため、電車通勤から自転車通勤に切り替えたというひとが多いそうです。それに従い、自転車にも乗れて、仕事でも使えるバッグを探しているひとが増え、以前に比べて人気が集まっています。定番の斜めがけできるメッセンジャーバッグはもちろん、最近ではバックパックタイプも好評なサイクリングバッグ。その中でも、自転車通勤向けバッグをリサーチしました。
〈フライターグ〉が自転車用バッグを貸し出し。
自転車通勤にどんなバッグが合っているのか、実際に使ってみないと分かりませんよね。そんな方に朗報です。なんと、〈フライターグ(FREITAG)〉が自転車乗りに向けたバッグをレンタルするキャンペーン「#RIDEWITHFREITAG」を世界中の店舗で実施しています。
トラックの幌を再利用したハンドメイドのバッグ類を展開している〈フライターグ〉では、2016年から、旅行用バッグとして大容量モデルの「ボヤージャー」を貸し出す企画を開始し、毎年人気となっていました。今年は状況を考え、旅行用バッグではなく自転車用バッグをレンタルし、使い心地を試してもらうことに。そこには、ブランドのアイテム通り、サステナブルな社会を目指すというメッセージも含まれ、社員にも自転車通勤を推奨するなど、〈フライターグ〉らしい取組みを感じられます。
借りられるモデルは、18~22リットルに調整できるロールトップ仕様の「F155 クラプトン」。U字ロックを装着できるギミックが備わり、夜間の走行に配慮してリフレクターが配されたサイクリストに打って付けのバックパックです。レンタル方法は、写真付き身分証明書を店頭に持参して、名前とメールアドレスを登録するだけ。店頭で貸出用に用意しているバッグの中から、最大2週間の間、無料でレンタルできます。
このサービスを実施しているのは、日本では渋谷・銀座・大阪・京都にある〈フライターグ〉の直営店4店舗。そして、〈フラターグ〉を取り扱っている札幌の「サムズバイク(Sam’ Bike)」と浜松の「ラバーズルーム(Lover’s Room)」で、10月31日(金)まで開催中。私物を詰め込んで、実際の背負い心地や使い勝手を確認できるので、安心して購入できます。
実際にレンタルしてみると、メッセンジャーバッグの製作がルーツにあり、サイクリングチームを有するだけあり、自転車に乗っても安定した背負い心地でした。トラックの幌をリサイクルした素材で作られているので、タフに使うことができます。手ぶらでショッピングに行き、買ったものを借りたバッグに入れて帰るなんて使い方もあり! 自転車用バッグを購入する前に、このキャンペーンを体験してみては?
自転車通勤に最適なバッグは他にも!
“自転車のある生活”を踏まえた機能を落とし込んでいるバッグブランド〈ベルーフ バゲージ(beruf baggage)〉が、1000年の歴史を持つカバンの産地、兵庫県豊岡市の〈豊岡鞄®〉とコラボレーション。ミドルサイズのビジネスバックパックで、プレーンなデザインは着こなしを選びません。ビジネスシーンに活躍する便利な機能が満載となっています。
〈エース(ace.)〉のコンパクトなサイズのショルダーバッグ。A4サイズのファイルに対応しているので、カジュアルな通勤スタイルにもタウンユースにもちょうどいい大きさです。生地には撥水加工が施されていて、ワンポイントのリフレクターをデザイン。内部には、オーガナイザーポケットが備わっているので、荷物を整理整頓しやくなっています。
〈デイタム(DATUM)〉定番のロールトップタイプ。2泊の旅行にも使える25〜29リットルの容量で、A3サイズまで収納できるちょうどいい大きさ。PCスリーブにはパッドが内蔵しているので、自転車を走行中の衝撃からデバイスを保護してくれます。メインコンパートメント内のオーガナイザーには、メッシュポケットが備わっています。