「カレッジものでも珍品ばかりに目が行きます」

HARVARD UNIVERSITY T-SHIRT RARE PRINT
今野:続いてはカレッジTシャツ。ハーバード大学絞りで、英語ではない他国語モチーフの変わり種をピックしました。
阿部:これってオフィシャルなの?
今野:どうなんでしょう?
栗原:でも、たとえオフィシャルではなかったとしても、当時わざわざファッション向けに作ったということはないでしょうし、校内のサークルや学生等がパロディ的に作ったものなんじゃないかと。でも、いったい何語なんですかね?(Googleレンズの翻訳機能を使用)こっちはドイツ語みたいですね。

※ハーバード大学の校章には、ラテン語で「真理」を意味する「VERITAS」がスクールフィロソフィとして記されているが、ドイツ語バージョンは「Vas Ist Das」。英語に直訳すると「What Is This」、つまりパロディということがわかる。
今野:こっちは中国語だね。


藤原:中国語の方は’80年代のチャンピオン製ぽいですし、たとえ珍品ではなかったにせよ、古着として十分に価値のあるものばかりですね。
阿部:意識的に集めていたの?
今野:一応見かけたら買うようにしていました。
阿部:特にハーバードだけ?
今野:そこはそれほど重要視していませんが、カレッジものの珍品としてチェックしていた感じですね。

阿部:なるほど。でも、確かにこんなの見たことないもんね。カタカナ表記の「ハヴァド」は昔持ってたから知ってはいたけど。あの辺りもオリジナルはやっぱり高価なの?
藤原:そうですね。ただ、当時(’80年代)のチャンピオンボディかつ人気の高いハーバードものですから、それなりの価格になっているとも言えますね。
栗原:でも、ホントにここ数年で考えると、カレッジもの、特にTシャツの相場はピークよりもかなり落ち着いたじゃない? 特にイエールとかハーバードとか。
藤原:確かにピークは超えた感じがありますね。それに一時はグレーのボディに校名染み込みプリントみたいなベーシックなタイプに人気が集中していましたが、そんな流れにも変化が見え始めていて。
阿部:そうなの?
藤原:あ、でも、そこに関しては後ほど。ぼくのネタのひとつなので(笑)。
阿部:失礼しました(笑)。