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フイナムのまとめ。2020年の人気記事。

2020年ももうすぐ終わり。今年も一年、『フイナム』をご愛読いただきありがとうございました。

一年を終える前に、今年はどんな記事が人気だったの? というわけで、反響が大きかった記事を編集担当のコメントとともにおさらいします。


無印良品の軽量ダウンとニットが寄り添う、4人のライフスタイル。

誰もが一度は手にしたことのある〈無印良品〉のアイテム。冬の必需品であるダウンとセーターの魅力を、ライフスタイルが異なる4人の生活から紐解きました。

編集コメント

実はもっとショートな記事を想定していたのですが、出演してくれたみなさんの話がおもしろかったのと、写真がどれもよくて、ついつい記事が長くなってしまいました。昼食は食べる暇がなく、撮影が終わったのが19:00頃。そのあとスタッフ陣で食べた、15年ぶりくらいの「びっくりドンキー」がやけに美味しかったです。(木村


スニーカーフリークのリアルな靴選び。
Vol.5 西本克利

今年7月にPOGGYさんからスタートしたスニーカー連載は、リレー形式でつぎのひとを指名してもらうワクワク感含め、毎回好評を得ています。中でも5人目として最新記事に登場した西本克利さんの回が人気でした。

編集コメント

スニーカーフリークのお気に入りを紹介していく連載企画。Vol.5で登場した西本さんは、インパクト溢れる見た目とスニーカーに対する実直な姿勢が印象的でした。記事の後半に出てくる山積みにされたシューズボックスからは、スニーカーに対する並々ならぬ想いが伝わるはずです。ちなみに次回は、フイナムではお馴染みの現代美術作家の加賀美健さん。乞うご期待!(山本


逆襲のプロゲーマー。
梅原大吾(プロゲーマー)

ここ数年注目を集めているeSports。その第一人者である梅原大吾さんは、どのように人生を切り開いてきたのかというインタビューなのですが、最後の人生観を変えたという言葉にグッときました。梅原さんの人生がギュッと詰まってます。

編集コメント

世にも珍しい、バックパックの記事でプロゲーマーの梅原さんに取材できたこと。それは、心の広いブランドに感謝しつつ(笑)、いま見てもめちゃくちゃ面白いインタビューです。ライターさんのまとめ方が上手いのもありますが、ちゃんと自分と向き合い続けてきた梅原さんだから、これほどの人生哲学を理路整然と語れるわけで。2021年も…というか、今後ずっと色褪せない記事だと思います。(小林


奥田民生は、加山雄三になりたいボーイなのか!?

編集とライターが憧れの存在だったと語る奥田民生さんのインタビュー記事は、タイトルからして愛に溢れています。終始リラックスした雰囲気が心地よく、民生さんファンからの反響も大きかったです。

編集コメント

“奥田民生になりたいボーイ”だった担当編集のぼくとライターの2人で臨んだ企画です。少しの緊張と強い思いを胸にいざ取材と相成ったわけですが、テレビやライブで見たまんまの、民生さんの柔和な雰囲気にすっかり巻き込まれまして。“取材”という感じは一切なく、非常に心地の良い、なまぬる~い空気のなか1時間ほど“おしゃべり”をしました。いま思い返しても幸せな時間だったなあと。記事の端々からも、ぼくとライターの民生さんに対する深い愛情と、取材当日の和やかな空気が感じてもらえるかと!

そうそう、民生さん特有の言い回しである「~なわけです」「~っていう」「○○“風 ”」「〜みたいな」といった言葉が発せられるたびに、いちいち感動してニヤニヤしていたのはここだけの話です。(石井


CAMP 2020 vol.1 いま買うべきキャンプギア60選

毎月ひとつのもの・ことにフォーカスした特集「MONTHLY JOURNAL」を今年からスタートしました。第1回目の特集は近年人気がうなぎ登りなキャンプ。

編集コメント

撮影が大変だった記事NO.1! 撮影時の流れは開封し、ギアを組み立て、撮影して、解体して、また梱包。それを50個。加えて当日は台風が撮影地をかすっていたので雨が降ったり止んだりで、その度にしまったり出したり…。いや〜大変でした。スタッフのみなさんもありがとうございました。ただこの撮影をする度に、ギアの沼にずぶずぶとはまっていきます。(木村


レッドイヤーが考えるカジュアルのニューフィーリング。

〈PS ポール・スミス〉のスモールコレクション〈レッドイヤー〉を纏ったファッションシュート。キャンプに行ったり、いろんなひとにインタビューしたりとしていますが、そうです、『フイナム』はファッション系のWEBマガジンなんです。

編集コメント

毎年、何十本も記事をつくる中で忘れられない企画があります。その代表格といえばファッションシュート。手間隙掛かる分、狙ったビジュアルができた時の達成感たるや格別です。今年の個人的ハイライトのひとつはこの特集。なぜかといえば写真家・富岡春子さんとご一緒できたから。

富岡さんはロンドン在住なので普段なかなかお願いできないのですが、この時はちょうど帰国されていたんです。いま考えるとコロナ禍突入前の奇跡的なタイミングでした。こうして人気記事にも入り、嬉しい限り。編集者冥利に尽きます。(村松


素顔の自分と俳優としての自分。
柳楽優弥の中にあるたくさんのスイッチ。

気分やシーンによってメガネとサングラス、その両方を族座に楽しめる2WAYのアイウエア「JINS Switch」。柳楽優弥さんに、オンの俳優としての顔とオフの日常生活の素顔の“スイッチ”をテーマに、いろいろと聞いてきました。それにしても柳楽さんかっこいい。

編集コメント

サングラスの撮影ですから、当然、“晴れの日の撮影”は必須条件なわけで。ですが撮影日直前まではずっと雨予報…。天気予報とにらめっこしながら、ギリギリまで撮影をバラそうかと、ヒヤヒヤしながら進行したのを覚えています。てるてる坊主をつるした甲斐もあって(!?)当日は文句なしの快晴! フォトグラファーの大辻さんが屋内シーンの1カット目を撮影したときに、ちょうどいい感じの自然光が入って、その瞬間「この撮影イケる!」と確信。そして安堵。スチールとムービーが入った慌ただしい現場でしたが、スタッフ全員野球で乗り切りました。

余談ですが、柳楽優弥さんは好きな俳優のひとりです。映画なら『ディストラクション・ベイビーズ』、ドラマは『アオイホノオ』が好き。得体の知れない狂人から、2次元と3次元の合間をゆくコミカルな演技まで、どんな役柄も難なくこなす天才です。2021年もいくつか主演映画の公開が予定されているので楽しみだー。(石井


GUとSOPH.がコラボレートした、1MW by SOPH.
三者が導く果てなきワンマイル。

〈GU〉と〈SOPH.〉のコラボレーションウェア「1MW by SOPH.」の発表を記念して、デザイナーの清永さん、グラフィックデザイナーのYOSHIROTTENさん、ミュージシャンのRyohuさんの3名が鼎談。近所にあった「スリーエフ」がなくなったことなど、ワンマイルな内容に親しみを覚えます。

編集コメント

今年一気に広まった“ワンマイルウェア”。その言葉が市民権を得る1年も前から、「半径500メートル圏内のウェア、コンビニヘいける部屋着」というアイデアの下、スタートしたこのプロジェクト。流行に乗っかるのではなく、ストリームを生む。そういった清永さんの秀でた先見の明を改めて感じた瞬間でもありました。

それともう一つ。職種が違えば、世代も異なる三者が同じ目的に向かって何かを成し遂げるってほんとにすごい。劉備、関羽、張飛って多分こんな感じだったんだろうな。“令和の桃園の誓い”的企画です。(黄田


画家・中村穣二と巡る1日東京観光。
トゥインゴに乗って感じる物事との上手な距離感。

中村穣二さんと〈ルノー〉の「トゥインゴ」に乗って1日東京観光へ! コンパクトな車体は、パリはもちろん東京の生活にもフィットします。公共手段よりも車での移動が注目された年でもありましたし、いま一度この記事から東京の遊び方のヒントを探してみてはいかがでしょう。

編集コメント

この取材をしたのは今年の1月中旬ごろ。まだコロナが世間をザワつかせる前でした。朝イチの銀座をブラブラして、原宿のギャラリーで展示を満喫し、「CUP AND CONE」で談笑しながらパーカをゲトって、人混みをかき分けながら浅草をゆるーくお散歩。長く東京にいるけど、こんなに東京を遊びつくした1日は久しくないなかったなあとしみじみ。「CUP AND CONE」の隣にあるタイ焼きうまかったな。また今度行ってみよう。

ちなみに、この記事に出演いただいている画家の中村穣二さんは、おととい公開した「コロナ禍における美術の動き。それぞれの立場から見た2020年のアートシーン。」でも色々お話を聞かせていただいているので、こちらも合わせてチェックを!(石井


『スパイの妻<劇場版>』公開記念
長岡亮介と曽我部恵一と考えたい、映画と音楽。

「第77回 ベネチア国際映画祭」で銀獅子賞(監督賞)を受賞した『スパイの妻<劇場版>』。映画音楽という珍しい切り口をテーマに、この作品で初めて劇伴を手がけたというペトロールズの長岡亮介さん、そして数々の映画音楽を手がけている曽我部恵一さんのお二人にお話を聞きました。映画の新たな魅力、楽しみ方に気づけるかもしれません。

編集コメント

監督は黒沢清、脚本は濱口竜介。自主制作をしていたときに、勝手に師として仰いでいたおふたりのまさかの共同作品『<劇場版>スパイの妻』は、個人的に目頭のアツくなる案件でした。
監督やキャストにお話を聞くのが普通なんですが、今回は劇中の音楽を担当された長岡亮介さんにフォーカス。曽我部恵一さんをゲストに迎え、「映画音楽」というあまり語られてこなかったテーマで記事をつくりました。映像の生死を担っていると言っても過言ではない音楽を、ミュージシャンはどうつくったのか……知らない世界はやっぱりおもしろい!映画の見方がすこし変わったような気がします。(にしても二人のおじさん、カッコよかったーー!!!)(須藤


ディレクター、スタイリスト、デザイナー。
3つの視点から覗く、ブランドストーンの魅力。

オーストラリア生まれのシューズブランド〈ブランドストーン〉。ファッションを生業とする、異なる職種の3名にその魅力を伺いました。創業150周年ってすごい。

編集コメント

栗野さんの社会性とサステナブル話、百々さんのYouTubeとモノの付き合い方、大陸さんの映画と古着。皆さん別の角度からお話を聞けて楽しかったです。中でも、「男性であればモノを大切にするよりも、お嫁さんを大切にしてください!」という百々さんの言葉の破壊力とまとめ方に感動しました(笑)。〈ブランドストーン〉の記事として、本間良二さんに会いに行った記事もあるので合わせてチェックを。こちらもスコッチをいただきながら最高の取材でした。(脇山


Shopping Addict

趣味趣向の異なる編集部員が、お気に入りを毎月紹介する人気連載。今年は編集部員の増員もあり、年の途中から前編と後編に別れることとなりました。

編集コメント

編集者としての初仕事は、この「Shopping Addict」。40点ものアイテムを一挙に紹介するので、準備や撮影にもそれなりの大変さがあります。ただ、自分が携わったものが記事という形になって、世に出て行くというのはやっぱり嬉しいもので。この企画が、編集者の酸いも甘いも教えてくれました。(竹田
説明不要のフイナムの看板企画。読者だった頃から好きだったので、ぼくが紹介する側に回る日が来るなんて知ったら当時のぼくはどんな反応をするんだろう(笑)。2021年も皆さんの財布の紐を緩ませるような愛用品を紹介していきますので、楽しみにしていて下さい。(柴山

来年も『フイナム』をよろしくお願いします!

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