FEATURE
文化、伝統、誇りが交差する、11枚のW杯ユニフォーム。
Eleven Nations, Eleven Stories.

文化、伝統、誇りが交差する、11枚のW杯ユニフォーム。

近年、フットボールの代表ユニフォームは各国の歴史、伝統、美学、威信、価値観、民族性、国民意識、時代の空気感を映し出す“文化のキャンバス”へと進化。だからこそ、ユニフォームを見ることは、単にフットボールを楽しむだけでなく、“世界各国のカルチャーを知ること”にも繋がっているのです。

今回は、「FIFA ワールドカップ 2026」に向けて発表されたユニフォームの中から、とくにデザイン性や文化的背景に優れた11カ国をピックアップ。優勝候補のフランスやアルゼンチンから、日本、ニュージーランドまで、現在のFIFA世界ランキング順に紹介します。強さだけでは測れない、それぞれの国のカルチャーやアイデンティティを纏った11枚から、W杯の新たな楽しみ方を探ってみましょう。

  • Photo_Hiroyuki Ozawa
  • Edit & Text_Riku Ogawa

3. オランダ(7位)

アウェイ ¥15,620
(サッカーショップfcFA)

1993年からFIFAが発表している世界ランキングにおいて、これまで8カ国のみが1位を経験してきた中、ベルギーとともにW杯の優勝経験がないオランダ。国旗や国章に使用されていないオレンジのイメージが強いのは、国史が絡んでいるのをご存知でしょうか? 16世紀の独立以降、現在も王家として統べるオラニエ=ナッサウ家の“オラニエ(Oranje)”が英語でオレンジを意味し、現在の国旗が制定される前からオレンジがナショナルカラーとして国内に根付いていたためなんです。アウェイでは、このオレンジを胸元に六角形の階調で配していますが、これは世界初の実用的な望遠鏡を開発した人物の一人とされるハンス・リッペルハイ(Hans Lipperhey)が着想源。なんでも、望遠鏡のレンズが光を一点に集めるロジックをデザインに踏襲し、胸の中心に向かって6角形のオレンジのトーンが収束する光学的なデザインとなっています。また、襟裏に“Oranje”の文字があるのもニクいです。

INFORMATION

サッカーショップfcFA

住所:東京都墨田区押上1-48-2
電話:03–5637–8068
時間:11:00〜18:00
HP
Instagram:@fcfa_japan
X:@fcFA_JAPAN

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