Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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The first half of the year (1)
2010.07.11
今年の1月1日から6月30日までの期間、僕が劇場でお金を払って観た映画の数が、109本。
そのうち最初から最後まで寝てしまったので感想すら書けなかったのが1本。頭に来て途中退場し書く気も失せたものが1本含まれていますが、昨年は丸まる1年でピッタリ100本だった事を考えるとかなりのハイペース。
そもそも映画館に行って観るという行為が好きで始めた映画観賞家業ですが、100本を越えた辺りで、そろそろ一度まとめておかないと自分でも収拾が付かなくなりそうな雰囲気を感じたのも事実でした。
そこで、誠に僭越ながら上半期の私的ベスト10なるものをピックアップしてみましたので、お目通し頂ければ幸いです。
納得なものから「えぇーっ!」なんて言われてしまうものもあるとは思いますが、あくまでも僕の私的ベスト10なので悪しからず(笑)。
2) 息もできない
3) オーケストラ
4) マイ・ブラザー
5) しあわせの隠れ場所
6) マイレージ・マイライフ
7) やさしい嘘とおくりもの
9) 月に囚われた男
10) クレイジー・ハート
1位に関してはかなり異論もあるでしょうが、僕としては不思議と譲れなかった作品です。
あのテンションで2時間近くという長い時間に渡って観るものを引きつける力に感嘆したのを覚えています。「最後に希望がある」的なレビューもありましたが、僕は真逆に感じたからこその1位。
実際これまでは人に聞かれると、迷わず「息もできない」を勧めていました。 迷いを知らないというか、迷う事も許されなかった主人公の命を掛けた直球勝負的な感情表現には本当に息もできなかったほどですが、前半戦を終了して1位になったのはギリギリで公開された作品でした。
でも実際のところ、この2作品に関してはどちらが1位2位と言うよりも、1位タイが2作品というのが正しいでしょう。
ただ先日も書いた通り、7月に入ってから公開された「ハングオーバー」のバランスとテンポの良さは爆発的で、あと3日早かったら間違いなく現時点では1位だった事からも見受けられるように、決して「暗くて何かと問題定義をした社会派映画が好き」なわけではありません。
むしろ、その手のものは10代後半でどっっぷり浸かっていたので今さら観たくないくらい(笑)。ただ僕の好みに関係なく、それだけ世紀末的な終焉や社会情勢を題材にした映画が増えているのも事実だからでしょう。
逆に言えば、そう言ったことや経済的な理由からかエンターテインメント作品が心から楽しめない(充分に楽しめるものを作れない)時代背景が映し出されているのかもしれません。
そして2位以降ですが、これらもすべて3位タイ的な感じで捉えてもらえればと思います。どれも甲乙付けがたい、素晴らしい作品だった事に間違いはありませんから、そこに好みで加減した結果かなと...
この中で正直一番悩んだのは「プリンセスと魔法のキス」と「レフェリー」、そして「サベイランス」の扱いでした。
実にディズニーにとって11年ぶりに制作された全編手書きの「プリンセス...」はその暖かさとストーリーの明快さが「王道」以外のなにものでもなく、「サベイランス」は後からジワジワとくるというか、今なお不思議な印象を残し続けています。
ただそれでもサッカーに全く興味がない僕が、今回のワールドカップの試合を興味深く見る事が出来たのも間違いなく「レフェリー」を観たからであって、別にタイムリーだからというだけではありません。実に作品として飽きることない、とても素晴らしいドキュメンタリー故のベスト10入りです。
そして、ついでと言うわけではありませんが、惜しくも私的ベスト10から漏れた次点の作品を以下の通り並べてみました。
そもそも映画を観に行くのが楽しいのですから、いずれにしても順位を付けるのはおこがましい極み。どれも素晴らし珠玉の作品でした。
そして、作品の始まる前のお決まりのこれらも楽しみのうちの1つ。
個人的にはこのバージョンが観られた日は、なぜかウキウキしてしまいます(笑)。
明日は第2弾をお届けします(笑)。


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